健康診断で医者の言葉を鵜呑みにした結果

はじめまして。寅八と申します。

 

以前、命にかかわる大病(急性大動脈解離)を患い、入院・手術を経験して退院後の自宅療養を経て仕事にも無事に復帰、現在は趣味のオートバイも楽しむことが出来ている私が、自分の経験を基に、人に伝えたい想いをブログとして発信していきたいと思っております。

どうぞ、宜しくお願いいたします。

 

初回のテーマは『健康診断』についてお話したいと思います。

私の場合は、健康診断での結果や医者の言葉を鵜呑みにしてしまった為に、命の危機にさらされる様な事態になってしましました。

病気になった私がなる前の自分に(ブログを読んで頂いているあなたに)言ってあげたい事を以下に綴ります。                            

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【基準値から外れたらリスクがある事を肝に銘じよう】

自分の健康状態を知る為の健康診断には、様々な検査項目がありますが、その検査で測定された数値にはそれぞれ基準値というものがありますよね。

基準値内であれば、正常値とされ、外れた場合はその数値によって、軽度の異常や経過観察、または要治療などとされる訳ですが、特に軽度の異常や経過観察のレベルであれば、さほど心配されていないのではありませんか?

 

正にそこが落とし穴です。私の場合も体重が肥満気味で血圧が高めに少し外れていましたが、レベルとしては驚くほどでは無かったですし、年齢が上がれば多少は仕方ないよね・・・等と自分自身に言い訳をしていたところは多少ありました。

更に言えば、そもそも基準値って健康な人のデータを基にした平均値でしょ。そこから少し外れたくらい大した事じゃないって、思っていました。

 

でも基準値は健康リスクが少ない人の値の範囲ですから、逆を言えば範囲外は健康リスクを持っているという事。

そのことを改めて肝に銘じましょう!

 

【医者との問診の言葉を良い様に取らない】

医者を信じるな!とは言いませんが、医者が言った言葉を自分の都合が良い様に取るのはやめましょう。

医者は診断結果の値を見て、その値がよっぽど基準値からかけ離れた値ではない限りは受診者を下手に脅したり、怖がらせる事はありません。

私の場合も医者からは「薬を飲むレベルではないですが、血圧が高めなので下げる努力をしてください。」などと言われていましたが、自分の中では薬を飲むほどは悪くないんだと自分に都合よく考えてしまっていました。

 

正にそれは、占いで良い占いは信じて、良くない占いは信じないのと同じです。

私も過去を振り返った時、もっとあの時に医者が自分を脅してくれていたらなぁ・・・。と思っています。

少しでも自分の命のリスクを持ちたくないのであれば、逆に医者の言葉を悪い方に取った方が良いのです。

 

【体の丈夫さは人それぞれ違う】

当たり前の事ですが、身体の丈夫な人、そうでない人、人それぞれ個人差があります。

それは遺伝的な要素も大きいのかもしれませんが、身体の各部位をパーツと置き換えて考えてみても、丈夫かそうでないか比較すると個人差があると思います。

ですから、高血圧で同じ血圧の人で仮に同じ年齢の人でも、病気を発症する人もいれば、しない人もいる。

将来的には問題が出るにしても、問題が出るタイミングは違います。

ですから、基準値の外れ具合がほんの僅かであったとしても、人によってはかなりのリスクになる場合もあると思います。

いずれにしても、ほんのちょっとだから大丈夫だろうと安易に考えるのはやめましょう。

 

《今回のまとめ》

  1. 基準値から外れたら、僅かであってもリスクがあるという事。ただちに基準値内に戻す様に努力・行動をとりましょう。
  2. 医者の言葉を自分の都合の良いように取らない事。少しくらい心配症なくらいで丁度よい。

  3. 人の身体の丈夫さには個人差があるので、同じ検査数値でも人によって健康度には違いがある事を理解しましょう。 これくらい大丈夫が要注意。

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私の場合は本当に運が良く助かり、今も家族と一緒に過ごす事が出来ていますが、そうでなければ今頃あの世に行っていたでしょう。

また助かったとは言え、病気によって受けた身体のダメージが無い訳ではないですし、薬だって一生飲み続けなければならなくなりました。

 

ですから当然の事ですが、病気を発症させない事が一番です。まだ、その様な事態になる前にこの記事を読んでいるあなた。今なら間に合います。

起きてからでは遅いのです。

 

偉そうな事を言うつもりはありませんが、しくじり先生のわたくし寅八の言う事に耳を貸してください。

では、初回はこのへんで。ではまた!