コロナウイルスによる新型肺炎について学ぼう
どうも寅八です。
先日、国民的コメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなったという非常に残念なニュースが日本全国を駆け巡りました。
私も子供の頃から『8時だヨ!全員集合』などで良く楽しませてもらっていましたし、また私の子供達も『天才!志村どうぶつ園』の園長が死んでしまったと悲しんでおり、私も本当にショックです。
70歳というお歳であったとは言え、本当に最近までテレビで元気な姿をみせてくれていたので、コロナウイルスにさえ感染していなければ、まだまだご活躍されていたはずで、たぶん志村さん本人も無念だったろうと思います。
多くの方がそうだと思いますが、志村けんさんという有名な方が亡くなったということで、何か身近な家族を失った様な悲しみを感じているのではないでしょうか?
コロナウイルスは未だ特効薬が無いという怖い病気ですが、今までは何か他人事のような感じでいたところがあったという方も多く居た様に感じます。ただ志村さんの訃報によりコロナウイルスによる新型肺炎の恐さを実感したという方も多いと思います。
なので、今回のテーマは『コロナウイルスによる新型肺炎を知る』としたいと思います。
前回のテーマでも取り上げた通り、命を脅かす病気から身を守るためには、まず病気について知ることが大切なので、現段階で判っている事を学んでおきましょう。
なお、今回のテーマについては私の経験ではありませんし、まだまだ不明な部分が多い病気ですので現段階で信用できる厚労省などのHPなどから得た情報を基に書かせて頂きます。
【どのように感染するか?】
現段階で考えられている感染は、感染者のくしゃみや咳、つばなどの『飛沫感染』とウイルスに触れた手で口や鼻を触ることにやる『接触感染』です。
なるべく人との接近を避ける。恋人とのキスなどの行為も今の状況では我慢しましょう。
【感染症状は?】
発熱・咳・体のだるさなど風邪によく似た症状に加え、息苦しさなどが出る。
この様な症状が全てではなくても、幾つかある場合は念のため疑う必要があります。
特に高齢者、基礎疾患がある方などは重症化する事が報告されています。
【潜伏期間は?】
1~14日とされています。(一般的には5日間)
なので、感染した可能性がある方は14日間にわたり、健康状態を観察する必要があります。
【感染が疑われる場合どうする?】
『帰国者・接触者相談センター』に電話で相談することで、感染の疑いがある方には『帰国者・接触者外来』の受診が受けられるようにしてもらえます。(感染拡大を防ぐために複数の医療機関を受診しない事)
帰国者・接触者相談センターページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
【重症化する割合】
データでは感染が確認された80%が軽症、14%が重症、6%が重篤となっています。
また、重症化した人も約半数は回復しているとの事ですが、季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高いことが報告されています。
重症化する症例の多くは、発熱や咳などの症状が出てから5~7日後から急速に悪化する。
【感染予防】
①手洗い・アルコール消毒
石鹸などによるしっかりとした手洗いの実施とアルコール消毒をこまめに行う。
アルコール消毒は手が水で濡れていると殺菌効果がほとんど無くなってしまうので注意する。
咳やくしゃみをするときは、直接手で口や鼻を押さえないようにする事も大切です。使ったティッシュなどは捨て、手に付いたら直ぐに手洗い・消毒をしましょう。
②マスクをしっかり着用
飛沫感染・接触感染を防ぐためにマスクは大切です。ガーゼや布製であっても口や鼻に直接触れなくするという意味では効果があるとの事。
合わせて咳エチケットをしっかりと理解して実施していきましょう。
③密を避ける
密集・密閉・密接の三つの密の場所は避けるようにする。この三つが重なる場所は特に危険です。更に高齢者や持病を持っている方は注意が必要です。
《今日のまとめ》
新型コロナウイルスはまだまだ不明な部分も多く、治療法や特効薬もない状況であるがゆえに重症化する割合が20%とはいえ、非常に怖いものです。
またウイルスは目に見えず、感染していても症状が出ていない人もいる事を考えると、しっかりとした感染対策および拡散防止対策が必要です。
以下の事をしっかりと実施して、自分と身の回りの人の命を守りましょう。
- まずは新型コロナウイルスについて知る。(今後の新情報をチェック)
- こまめにしっかりとした手洗い・アルコール消毒の実施。
- マスクの着用し、人込みを避ける。
- 症状が出たら『帰国者・接触者相談センター』に電話し、不用意に複数の医療機関を受診しない。
今回のブログとしては以上ですが、最後に志村けんさんをはじめ新型コロナウイルスの感染のため命を落とされた方々に心よりお悔やみ申しあげます。