緊急事態宣言発令中 悪かった事・良かった事

どうも寅八です。

 

今回も新型コロナのネタですが、どちらかと言えば雑記スタイルで書こうと思います。

今まで健康に関するテーマで記事を幾つか書いて来ましたが、しっかりとしたテーマに沿った私自身の経験談や自分なりに調べて信頼性の高い情報のみを書いて行くには、ネタにも限界だったり、書くための時間が必要になりますので、これからは雑記スタイルの記事も入れながらアップ頻度を上げて行くつもりなので、これからも宜しくお願い致します。 

さて、そんな雑記スタイルの第1回目は緊急事態宣言が出されてから約1カ月、私が感じた悪い事・良い事というテーマで書いてみようと思います。

 

新型コロナの影響で命の危険は勿論の事、生活において全て悪い影響を受けたと言っても良い状況ではありますが、そんな中でも今までに無かった状況だからこそ感じる事が出来た良い部分もあったので、この様なテーマとなりました。

また冒頭に書かせてもらった通り雑記スタイルということで、特に正しいとか間違いとかでは無く、私個人の感想として書かせて頂きますので予めご了承くださいませ。

 

【緊急事態宣言中に感じた悪い事】

では、先ずは私が緊急事態宣言中に感じた悪いところから。(やっぱり、良い方は後に残しておきたいのでw)

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  • ネット社会のデメリット?情報による混乱

今の世の中、誰でもネットを利用して情報を簡単に得る事が出来ますが、その情報は必ずしも正しいものばかりでは無いですよね。

ですから、むしろ多すぎると言って良い情報の中から正しい情報のみを得る為には、ネットを利用する側にもそれなりの目利きが必要だと言っても良いかもしれません。

 

また、特に高齢者などネット環境を持たない(または利用しない)人々、いわゆる情報弱者と呼ばれる方々には、発令当初はそもそも伝わらない情報も多かった気がします。

そういった事が背景にあるせいか、人によって新型コロナウイルスに対する知識や認識に差があるなぁと感じる事も多かったです。

最近になって、TVCMなどでも新型コロナ問題に関する情報が発信されてきてはいますが、ネットも含め多くの人々が正しい情報を共有できる様に考えて行かなければならないと感じています。(特に重篤化しやすいと言われている高齢者に伝わりやすい形でなければと思います。)

 

  • 自粛ストレス・不安感から心が荒む

外出を制限されたり、仕事などが今まで通りに出来なくなってしまったりとストレスや不安感から精神的に病んでしまうのか、他人への批判・誹謗中傷・買い占めなど思いやりに欠ける行動が多い。(コロナと無関係な事でも、有名人の言動などでネット炎上等が目に付く)

部分的に見れば個々人の状況は差があるとは思いますが、全体を見れば皆同じ様に新型コロナの影響を受けている訳で辛いのは自分だけではありません。

こんな状況だからこそ、お互いに助け合い思いやりの気持ちを持って行きたいものですね。

 

危機管理とは、起きたトラブルに関して事態を悪化させない様に状況を管理する事。それに対してリスク管理とは、これから起こる可能性がある危険に対して備えておく事です。

 

今まで、パンデミックという言葉は良く耳にしていましたが、実際に今回の新型コロナウイルスによる世界的感染拡大に対しての日本の対応は、はっきり言って遅すぎたと感じました。

東日本大震災の時の原子力発電所放射能漏れ事故の絶対安全神話があったのとは違って、過去の世界的なパンデミックの歴史(ペスト・コレラ天然痘など)から見ても、当然これから新たなパンデミックが起こる危険性や可能性は予測できたはず。

比較的記憶に新しい感染症でもエボラ出血熱新型インフルエンザ・SARSなど、世界では多くの人の命を奪ったものもあり、それらから何かしら学んで、当然何らかの対策・準備がなされているものと思っていたのですが、そうでなかったのが残念でならない。

 

それと、いつも何らかのトラブルが発生した時にTVなどで見かける○○専門家という人達。

日本にも様々な分野で最先端の研究をされている専門家の方々がいるのですから、トラブルが発生する前にどの様な問題が起こる可能性があって、どう対応しなければいけないのか?そういった事を専門家の方々の意見を聞いて、事前に準備しておくことが、被害の最小化や早期の復興に繋がると思うのですが・・・。

 

【緊急事態宣言中に感じた良い事】

まだまだ、新型コロナ問題については終わりが見えて来ないこともあるので、何かとネガティブになりがちですが、これからの生活を前向きに考える上で良いなと感じる事もありました。

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 私自身、先日書いたコロナネタのブログ記事を書くにあたり、色々と調べてみた事もありますが、緊急事態宣言の発令が今回の新型コロナだけでは無く、感染症に対する知識を得るきっかけになりました。

例えば、『新型コロナウイルス(COVID-19)についての知識』・『ウイルスと細菌の違い』や『消毒の知識』は、感染予防には重要な知識で知らないと無意識に感染拡大につながる行動をしてしまう事に繋がります。

 

また、最近よく耳にする『集団免疫』(感染症に対して多くの人が免疫を持っている状態では、免疫を持たない人保護する効果があり、感染の連鎖が断ち切れる為、病気の拡大を防ぐ事が出来るというもの)という考え方も新型コロナが流行る以前からあったものだったと思いますが、今の状況になった事で一般化した知識だと思います。

 

もし、新型コロナの流行が収まったとしても将来違う感染症の問題が出てくる可能性は充分あるわけですから、感染症に対する知識は持っていて損はないのかと。

 

  • 『今、自分達に出来る事』を多くの人が実践

心が荒んでしまい、思いやりの行動が出来なくなると悪い事の方に書きましたが、いやいや日本人も捨てたもんじゃないですね。

この状況を皆で乗り越えようとエールを送る行動も目に付きました。

例えばインフルエンサーと呼ばれる、人々に高い影響力を与える人達や様々なアーティストが『Stay Home』を訴えかけたり、家での楽しみ方などの動画をアップしてくれました。

また、さまざまな企業が無償でサービスや商品を提供してくれたり、更には個人でも出来る範囲の方法で非常事態宣言中の人達の役に立つ行動をしてくれていました。

 

  • 個人発信(SNS)の自主規制

新型コロナの問題が発生してから、マスクやトイレットペーパーなどが店頭から姿を消すという事がありましたが、その原因の一つはSNSでの個人発信であったと思います。

売り切れの情報を観た人が不安感から買いだめに走り、更に売り切れ状態を生むという悪循環。

その様な事が個人個人が情報を発信できる今の時代では起こり得ますが、非常事態宣言が出せれてから1カ月を超えた今、皆一様に不安感は増していると思うのですが、不思議とそういった人の不安感を煽る発信は少ない様に感じます。

 

やはり今の様な状況では、芸能人の熱愛報道の様なスクープ感覚での発信では無くて、その発信を受け取った人にどの様な影響を与えるのか?という事を考えて発信しなければならない事に気づいている人が多いのではないかと思うと共に、そういう事を気付くきっかけになったという意味では良い事だったと感じました。

私自身も個人発信する上では気を付けたいと思います。

 

【寅八のつぶやき】

人生、楽ありゃ苦もあるさ。

苦しい時こそ、ポジティブに。自分に出来る事を考えてみよう!