コロナKY
外出自粛が続く中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?寅八です。
不要不急な外出を控える必要はあると判っていても、どうしても生活する上で必要であったり、個人的には大切な事情で外出せざるを得ない事って多々あるかと思います。
ただ、外出した後で「あのときに感染のリスクがあったな」とか「こんな対策をしておけば良かったな」とか反省や後悔することってありませんか?
私自身、外出後にそんな反省や後悔をすることがあったので、自分なりに新型コロナウイルス感染防止の為の手法を考えてみましたので、今回のテーマ『コロナKY』としてご紹介いたします。
【KYとは】
今回のコロナKYのKYとは、昔流行った「空気読めない」ではありません。(笑)
『危険予知』の事で、特に工事や製造業に従事する人が事故やケガを未然に防ぐ目的で行う安全手法で、私の職場でも、作業前にKYT(危険予知トレーニング)として実際に使われております。
その手法(やり方)は簡単です。
まず、一つの作業について作業者全員でどのような危険が潜んでいるかを出し合います。(この時、同じ人が沢山意見を出すのでは無く、考えられる危険を何でも良いので全員が意見を出す事が大切で、決して人の意見を否定しない事が大切。)
次に、出された危険の中で一番危険だと思われる事についての対策を作業者全員で出し合います。
最後に、出された対策で有効だと思われる対策をまとめてみんなで共有します。
このようなKYの手法は、今現在の状況で外出する際の新型コロナウイルス感染防止にも使えると思いましたので、『コロナKY』と名付けました。
【外出する前に】
まず、何かしらの理由で外出したいと思った時にこのKY手法でどのような危険があるかを考えます。(一人で考えるのでも良いですが、出来れば一緒に外出される方全員、もしくはご家族の方全員で行うようにします。)
例えば、買いたい本があって書店に行くとします。
その場合、先ずどのような感染リスクが考えられるかを出し合います。
例としては
①レジに並んでいる時に他の客から感染する。
②本を選ぶ際に感染者が触った本に、触れてしまう。
③マスクをしていない人が近くにいて、うつされる。
④書店に行く際に乗るバスの手すりを触って、ウイルスに感染する。 等々
次にどのような対策をするかを考えます。
上記の例でいえば、
①レジに並ぶ際は人との間隔に気を付ける。
②買わない本には無暗に触らない。とか、使い捨て手袋使用とか触った後のアルコール消毒など。
③自分自身のマスク着用。マスクをしていない人から離れる。
④自転車や自家用車などを使用。無理ならネットで購入。 等々
この対策については、危険を一つに絞らず全てにおいて行う事が大事です。
それが大変だ(面倒だ)と思うなら、今は外出そのものを我慢するか、ネットを利用するなど外出しないですむ別の方法を考えるようにします。
【コロナKYの効果】
このコロナKYの効果として考えられるものは、単純に外出時の感染対策の実施だけではありません。
新型コロナウイルスに感染するリスクに気付く感受性を高めて、その感染リスクに対する情報を共有し、その対策を考えていく中で問題解決能力が向上します。更には全員の感染に対する安全意識が高まるという効果が期待できます。
【まとめ】
- 外出する前にどんな感染リスクが考えられるか?それにはどの様な対策が必要かを考え、全て挙げてみる。(コロナKYの実施)
- コロナKY実施の際は、自分の考え以外の事に気付くために、なるべく数人で行う様にする。
- コロナKYの実施で、新型コロナウイルス感染リスクの感受性を高め、対策能力やマナー・エチケットを身に付け、感染予防の意識を高め合う効果が期待できる。
皆さん、是非実践してみてください。
新型コロナ対策は身内から
寅八です。今回も新型コロナ関連です。
緊急事態宣言が発令されて以来、連日TVでも新型コロナ関連の話題が持ち上がっておりますが、皆さんはどのような感想をお持ちでしょうか?
私の個人的な感想としては、感染者やクラスターの発生状況は勿論の事、感染防止の為の注意喚起や国や企業による支援制度のお知らせなど、必要な情報も多い反面でSNSも含めて、やはり他人への批判や攻撃が多く決して気分の良いものではないものも多い気がします。
確かにこんな状況でも、感染防止の為には良くない行動をしている人や好ましくない場所(お店や施設など)もある事も事実ではありますが、そういったところを責めるより、私達一人ひとりが今やるべき事があると私は思ったので、今回のテーマを『新型コロナ対策は身内から』と決めました。
【他人に厳しく、自分に甘くない?】
私の身内や職場の同僚などを見ていると、緊急事態宣言が出ている現在の状況でも、県を跨ぐ様な移動もされていたりって事が良くあります。
先日、妻の祖母が亡くなってから四十九日が経ち、妻の実家へ行った時の事。
今の状況を考慮して、親戚も集まらない形で家族だけで集まりましたが、妻の弟が京都から新幹線で帰省してきており、正直私はこの時期どうなのだろう?と思っていました。
家族のみとは言え、子供らも合わせると12人。
そこで、一緒に食事等もするので常時マスク着用とはならず、同じテーブルを囲んでとなると自然とお互いの距離も近くなり、無言でという訳にもいかず・・・やっぱり、リスクあるよなぁと思いながらも言えずにいました。
また、それとは別に職場の同僚の話。
子供の保育園が休園となり、仕事も休まないと行けなくなった同僚の奥さんが、一昨日田舎へ子供を連れ帰省したとの事。(愛知から栃木へ)
新幹線利用でとなると特に感染者が多い首都圏を経由しなければならず、こちらもリスクがあるかと。しかも帰省ですから、帰りもある訳ですから2度リスクを冒す事になりますよね。
そんな感じで、皆さんの身近な方の中でもそういう事が無いでしょか?
やはり、見ず知らずの人を責める前に身内の方に注意や自粛を促す事が大切なのではと思います。
【これからのGWを迎えるにあたって】
これからのGWが一つの山だと思います。
今年のGWは県を跨いでの帰省は控えるように国からも要請が出ていますが、それでもやはり帰省しようかどうか迷われている方はいらっしゃるでしょう。
ご実家のご両親も子供や孫の顔が見たいという気持ちも良く判りますが、今は緊急事態宣言が出されているという事を理解して頂きたい。
家族の命を守る事は勿論ですが、事態が終息しないことには仕事さえ出来ないと苦しんでいる方々がいる事を理解して欲しいです。
なので今は一時の我慢をして頂いて、帰省する側は「今年は帰れない」。される側は「今年は帰ってくるな」。と身内と説得して、自粛して頂きたいと思います。
【不要不急な外出を無くす事が大切】
外出を控えろと言っても生活する為に必要な買い出しなど最低限外出は必要なのと一緒で、他人の外出にも生活に必要な理由がある可能性がありますし、例えば営業を自粛した方が良いと思われるお店であっても、オーナーさんの生活が懸かっている事も理解しなければいけませんよね。
ですから、他人を無暗に責めてその方の生活を苦しめるのではなく、皆さん個人の身内の行動を先ずは見直していくことが、本当の不要不急な外出を無くすことに繋がり、新型コロナウイルス感染拡大防止に繋がると思います。
【まとめ】
- 他人への誹謗中傷は見ていても気分の良い物じゃありませんし、今現在の緊急事態終息に繋がることでもありませんのでやめましょう。
- 他人を責めるのでは無く、身内の行動に目を向けて注意や自粛を促すことが不要不急な外出を無くすことに繋がります。
- GWが山です。帰省を控えるように帰省する側もされる側も相手に理解してもらう様な言葉をかけましょう。
困難な現状を皆の努力で乗り越えましょう!
新型コロナウイルスの消毒
どうも寅八です。
とうとう日本全国に緊急事態宣言が出される事態になってしまいましたね…。
まぁ、タイミングとしては遅かったくらいかもしれませんが、やはり国全体でコロナの鎮静化に取り組まなければなりませんから、暫くは我慢が必要ですかね。
さてそんな状況の中、私の会社でも先週から事務関係の方のテレワークが始まりましたが、私の部署は事務系ではありませんので、身の回り(人が触れる部分)の消毒実施が仕事の開始前に義務付けされました。
そんな消毒作業で必要な消毒剤ですが、会社から用意された消毒剤は『エタノール』と『次亜塩素酸水』の2種類。ただ、この二つの消毒剤の違いや特徴については、私を含め誰一人良く理解していませんでしたので、いろいろと調べてみました。
そんなことで、今回は『新型コロナウイルスの消毒』について書こうと思います。
【ウイルスって?】
消毒についての前にウイルスについて、少しご説明いたします。
ウイルスとは、「他生物の細胞を利用して自己を複製させる、極微少な感染性の構造体」(ウィキペディア)ということで、単細胞微生物の菌とは違います。
ですから、自己増殖は出来ず生き物に感染することで、その生き物の細胞を利用して増える物体という事になります。
新型コロナウイルス(COVID-19)は空気中では3時間、物体に付着した場合は最長3日間は生存し続けるとされていますので、その間に感染しないようにする事がウイルスを減らす為には先ず必要という事になります。
また、新型コロナウイルスはエンベロープという膜を持つタイプのウイルスで、アルコール消毒剤が膜を壊してウイルスにダメージを与えることで、消毒効果が得られるという事が判っています。
【有効な消毒剤】
アルコール(濃度70%以上)以外にも、熱湯消毒(80度以上)や塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム濃度0.05~0.1%)、次亜塩素水なども効果があるとされています。
現在は、消毒用アルコールが不足気味で手に入りづらい状況ですので、使用場所などによって使い分けて行きましょう。
【消毒剤の特徴】
一番代表的であり、万能性があるのは、消毒用アルコール。物や手などの消毒に使えます。ただし、揮発性・引火性があるため保存方法や使用場所には注意が必要です。
また、脱脂効果があるため手が荒れる場合もあるので、スキンケアも必要になることも。
熱湯(煮沸)消毒は、加熱可能な食器や衣類などを消毒する事ができます。ただ、ある程度(数十分)浸けておく必要があるため、少し手間がかかる方法ではあります。
次亜塩素酸ナトリウムは、ブリーチやハイターといった塩素系漂白剤です。
アルカリ性で人体には使用出来ませんが、物の消毒には効果があります。
ただし、金属に対して腐食性があるので注意する事とほこりなどの有機物が付着していると効果が低下してしまいます。
また「混ぜるな危険」と書かれている通り、酸性と混ぜて使用すると有毒ガス(塩素)が発生するので注意する事。使用する場合は充分に換気すること。
【次亜塩素水使用の注意点】
コロナウイルスにも効果があり、安全という事で昨今注目されている次亜塩素酸水ですが、使用上の注意がありますので覚えておきましょう。
まず一番大事な事は、先に説明した次亜塩素ナトリウム(塩素系漂白剤)とは別物という事です。名前が似ているので注意しましょう。
塩素系漂白剤はアルカリ性で人体には有害なのに対し、次亜塩素酸水は酸性~中性で人体に対しても安全ですので、手の消毒や加湿器などで空間除菌することも可能です。
ただし成分が揮発する事によって効果が低下するため、保存方法や使用期限には注意し、加湿器による空間除菌の際は加熱式の加湿器では無く、超音波式の物を使う事が必要です。
【まとめ】
- 感染を防ぎ、コロナウイルスによる緊急事態を早期に終わらせる為にも身の周りの消毒をしましょう。
- 消毒用アルコールが入手しづらい状況下では、消毒対象によって消毒剤を使いわけましょう。
- 次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは別物です。使用用途を間違えない様にしましょう。
大動脈解離という病気について
どうも寅八です。
今回は私が2年前に経験した『大動脈解離』という病気についてお話いたします。
正直私も自分自身がこの病気になる前は全く知らない病気でしたが、なった後は意外とちょいちょい見聞きする病気でしたので、もしかしたら知っている方も多いかもしれませんね。
大動脈解離とは簡単に言うと「大動脈が裂ける病気」です。
「大動脈が裂ける?!」と思われる方、私もそう思いました。
私が病院に担ぎ込まれ、色々と検査をされる中で一人のER医師が発した言葉が正に「大動脈がさけてる!」でした。
私は苦痛に耐える中で「大動脈が裂けるってヤバいんじゃないの?でも、俺生きてるよな?」と頭の中で考えていたのを今でも覚えています。
いや、でも本当に私の場合は運が良い事が続いて助かりましたが、いわゆる突然死といわれる病気の中のひとつでもある恐い病気です。
なので、高血圧や身内に血管系の病気になった人がいる様な方は特に注意すべきで、病気についても知っておいた方が良いかと思います。
【大動脈とは?】
先ず知っておく必要があるのが、やはり大動脈という血管について。
心臓から出た血液が体の隅々まで送られる為に、最初に通って行く一番太い血管が大動脈であります。
そこから、頭や両腕・両足・様々な臓器へ送る血管に枝分かれしているので、樹木で言えば幹にあたる血管です。
心臓からまずは上に向かって延びており(上行)、次に三つの枝葉の動脈がある部分が弓なりの様な形で背中側へ(弓部)、そこから下へみぞおち辺りへ降りていって(下行)、更に下お腹のへその辺りで二股に分かれるまで(腹部)続いています。
太さは3㎝程度(腹部は2㎝程度)と場所によって太さに違いはあれど、外膜・中膜・内膜という3層構造となっていて、それにより弾力と強度を保っています。
【発症のメカニズム】
3層構造である大動脈の内側の内膜が何らかの理由で裂け目が出来る事によって、中膜の部分に血液が流れ込み、下流に向かって水ぶくれの様に裂けて行く状態になります。
最初の裂け目が出来る箇所や裂ける範囲は人それぞれで、その状況により命に係わるリスクが大きく異なりますが、いずれにしても早期に処置をしなければ、命を落とす事に繋がる病気です。
【分かれる発症タイプ】
解離した場所によってスタンフォードA型とB型に分けられ、治療方針も変わってきます。
A型は心臓に近い上行大動脈に解離がみられる場合で、命の危険リスクもB型に比べ高い為、基本的に緊急手術が必要になります。
更にA型は、さまざまな合併症を発症しやすく、放置すると48時間以内に心タンポナーデ(注1)や破裂で絶命するリスクが5割程度あり、解離した部分の血管を人工血管に置き換える事が多い。
B型の場合は血圧を下げて安静にして様子を見ながら、破裂を防ぐといった対応になり、状況により人口血管置換やステントグラフト(血管の内側から補強する人口血管)などの血管内治療を行う事もあります。
(注1)心臓の周囲に血液が溜まって心臓を圧迫することによって起きるショック状態。
【病気の特徴】
発症の年齢で一番多いのは70代がピークですが、30~40代も少なくない。
発症率は年間一万人に一人の割合で発症しています。
発症と共に強烈な痛みを伴う場合が多く、治療出来る病院も限られている為、救急搬送中に命を落とす人が2割程度というデータもある。
【予防】
加齢と共に訪れる血管の硬化や遺伝的な要素などハッキリとした原因も未だ掴めていない病気ではありますが、それ以外にも高血圧や喫煙習慣のある方の有病率が高いというデータもある事から禁煙・高カロリー食を控える・肥満や運動不足に注意する。アルコールを取り過ぎない、ストレスの軽減、十分な睡眠をとるなどの生活習慣の改善が有効と思われます。
【まとめ】
大動脈解離という病気は、何の前触れも無く突然発症し命の危険リスクが高い病気です。
特にスタンフォードA型の場合は緊急手術が必要となり、発症後は速やかな対応が必要です。更に手術など治療の出来る病院は限られ、数が少ない。
私の場合はスタンフォードB型で、発症状況や処置までの対応も早かった事で運よく、カテーテルによるステントグラフト挿入手術を受け、命を繋ぐことが出来ました。
とあるTV番組で観た情報では、仕事が忙しく生活リズムが不規則などの方の発症が多い(ストレスや睡眠不足)というのと、車の運転中に発症するケースが多い(無意識に心拍数が上がる)らしいのですが、そのどちらも私の場合はきっちり当てはまっていました。
私の実感としても、やはり普段の生活習慣が大切なのかと思います。
高血圧で生活習慣が乱れ気味、尚且つ遺伝的に血管系の病気に弱いと思われる方は特に注意しましょう。
コロナウイルスによる新型肺炎について学ぼう
どうも寅八です。
先日、国民的コメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなったという非常に残念なニュースが日本全国を駆け巡りました。
私も子供の頃から『8時だヨ!全員集合』などで良く楽しませてもらっていましたし、また私の子供達も『天才!志村どうぶつ園』の園長が死んでしまったと悲しんでおり、私も本当にショックです。
70歳というお歳であったとは言え、本当に最近までテレビで元気な姿をみせてくれていたので、コロナウイルスにさえ感染していなければ、まだまだご活躍されていたはずで、たぶん志村さん本人も無念だったろうと思います。
多くの方がそうだと思いますが、志村けんさんという有名な方が亡くなったということで、何か身近な家族を失った様な悲しみを感じているのではないでしょうか?
コロナウイルスは未だ特効薬が無いという怖い病気ですが、今までは何か他人事のような感じでいたところがあったという方も多く居た様に感じます。ただ志村さんの訃報によりコロナウイルスによる新型肺炎の恐さを実感したという方も多いと思います。
なので、今回のテーマは『コロナウイルスによる新型肺炎を知る』としたいと思います。
前回のテーマでも取り上げた通り、命を脅かす病気から身を守るためには、まず病気について知ることが大切なので、現段階で判っている事を学んでおきましょう。
なお、今回のテーマについては私の経験ではありませんし、まだまだ不明な部分が多い病気ですので現段階で信用できる厚労省などのHPなどから得た情報を基に書かせて頂きます。
【どのように感染するか?】
現段階で考えられている感染は、感染者のくしゃみや咳、つばなどの『飛沫感染』とウイルスに触れた手で口や鼻を触ることにやる『接触感染』です。
なるべく人との接近を避ける。恋人とのキスなどの行為も今の状況では我慢しましょう。
【感染症状は?】
発熱・咳・体のだるさなど風邪によく似た症状に加え、息苦しさなどが出る。
この様な症状が全てではなくても、幾つかある場合は念のため疑う必要があります。
特に高齢者、基礎疾患がある方などは重症化する事が報告されています。
【潜伏期間は?】
1~14日とされています。(一般的には5日間)
なので、感染した可能性がある方は14日間にわたり、健康状態を観察する必要があります。
【感染が疑われる場合どうする?】
『帰国者・接触者相談センター』に電話で相談することで、感染の疑いがある方には『帰国者・接触者外来』の受診が受けられるようにしてもらえます。(感染拡大を防ぐために複数の医療機関を受診しない事)
帰国者・接触者相談センターページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
【重症化する割合】
データでは感染が確認された80%が軽症、14%が重症、6%が重篤となっています。
また、重症化した人も約半数は回復しているとの事ですが、季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高いことが報告されています。
重症化する症例の多くは、発熱や咳などの症状が出てから5~7日後から急速に悪化する。
【感染予防】
①手洗い・アルコール消毒
石鹸などによるしっかりとした手洗いの実施とアルコール消毒をこまめに行う。
アルコール消毒は手が水で濡れていると殺菌効果がほとんど無くなってしまうので注意する。
咳やくしゃみをするときは、直接手で口や鼻を押さえないようにする事も大切です。使ったティッシュなどは捨て、手に付いたら直ぐに手洗い・消毒をしましょう。
②マスクをしっかり着用
飛沫感染・接触感染を防ぐためにマスクは大切です。ガーゼや布製であっても口や鼻に直接触れなくするという意味では効果があるとの事。
合わせて咳エチケットをしっかりと理解して実施していきましょう。
③密を避ける
密集・密閉・密接の三つの密の場所は避けるようにする。この三つが重なる場所は特に危険です。更に高齢者や持病を持っている方は注意が必要です。
《今日のまとめ》
新型コロナウイルスはまだまだ不明な部分も多く、治療法や特効薬もない状況であるがゆえに重症化する割合が20%とはいえ、非常に怖いものです。
またウイルスは目に見えず、感染していても症状が出ていない人もいる事を考えると、しっかりとした感染対策および拡散防止対策が必要です。
以下の事をしっかりと実施して、自分と身の回りの人の命を守りましょう。
- まずは新型コロナウイルスについて知る。(今後の新情報をチェック)
- こまめにしっかりとした手洗い・アルコール消毒の実施。
- マスクの着用し、人込みを避ける。
- 症状が出たら『帰国者・接触者相談センター』に電話し、不用意に複数の医療機関を受診しない。
今回のブログとしては以上ですが、最後に志村けんさんをはじめ新型コロナウイルスの感染のため命を落とされた方々に心よりお悔やみ申しあげます。
命を脅かす病気から身を守るためにすべき事
どうも寅八です。
今回のテーマは『命を脅かす病気から身を守る』です。
とは言え、病気と言っても色々とありますし、事故などと一緒でいつ何時起こるか判りません。
それなら対策なんて無理!って思ってちゃいますよね。
ただ、これから言う一つの事を知っておくだけで、命を脅かす病気の、予防と対策が出来ます。
それはズバリ『自分がかかりやすい病気を知る』事です。
簡単に言うと自分の家系の死因を調べておくという事。
良く耳にするがん家系とか、そういうヤツです。
私の場合も今になって考えてみると、父親が急性クモ膜下出血で他界し、2つ下の妹が数年前に脳出血で入院。その後脳の血管に動脈瘤が見つかり手術するなど、どちらも血管系の病気でした。
妹が入院・手術した時に聞いた話では、医者からは遺伝的な要素が高いと言われたらしいので、当時は私も保険の利かない『脳ドック』を受診しました。
その時は、頭の方には異常がありませんでしたが、残念な事にその後に血管違いの大動脈解離を発症してしまいました。
そこでわたくし寅八が考える『命を脅かす病気から身を守るためにすべき事』。
①自分の家系の死因を調べる
祖父母・親兄弟など死因以外にも大きな病歴などを調べ、どの様な系統の病気が多いかを知っておく。
②かかりやすい病気について調べる
かかりやすい病気の系統が判ったら、具体的にどの様な病気の種類があるかを把握し、その病気について調べておく。(初期症状・どのような検査で判るか等)
③定期的に必要な検査を受ける
健康診断でのオプション検査や人間ドック等で必要な検査を追加。
保険が利かないものは、高額で毎年の検査は厳しいかもしれませんが、2~5年に一度など定期的に検査をうけると安心です。
医療施設などによって金額差があったりするので、ネット等を利用して調べてみると案外お値打ちな施設が見つける事が出来たりします。
《今日のまとめ》
自分の家系がどの様な病気になりやすいかを予め知っておくことで、先ずは予防ができ、必要な検査を受ける事で、病気になってしまっても早期発見が出来ます。
更に、初期症状を把握しておけば発症後の対応もロス無く、早めの処置や治療が可能になり、命の危機から逃れられる可能性がアップします。
やはり、大きな病気ほど早めの対応がカギとなる事を理解して、必要な対策を取っておきたいものですね。
では、また次のテーマでお会いしましょう。
健康診断で医者の言葉を鵜呑みにした結果
はじめまして。寅八と申します。
以前、命にかかわる大病(急性大動脈解離)を患い、入院・手術を経験して退院後の自宅療養を経て仕事にも無事に復帰、現在は趣味のオートバイも楽しむことが出来ている私が、自分の経験を基に、人に伝えたい想いをブログとして発信していきたいと思っております。
どうぞ、宜しくお願いいたします。
初回のテーマは『健康診断』についてお話したいと思います。
私の場合は、健康診断での結果や医者の言葉を鵜呑みにしてしまった為に、命の危機にさらされる様な事態になってしましました。
病気になった私がなる前の自分に(ブログを読んで頂いているあなたに)言ってあげたい事を以下に綴ります。
【基準値から外れたらリスクがある事を肝に銘じよう】
自分の健康状態を知る為の健康診断には、様々な検査項目がありますが、その検査で測定された数値にはそれぞれ基準値というものがありますよね。
基準値内であれば、正常値とされ、外れた場合はその数値によって、軽度の異常や経過観察、または要治療などとされる訳ですが、特に軽度の異常や経過観察のレベルであれば、さほど心配されていないのではありませんか?
正にそこが落とし穴です。私の場合も体重が肥満気味で血圧が高めに少し外れていましたが、レベルとしては驚くほどでは無かったですし、年齢が上がれば多少は仕方ないよね・・・等と自分自身に言い訳をしていたところは多少ありました。
更に言えば、そもそも基準値って健康な人のデータを基にした平均値でしょ。そこから少し外れたくらい大した事じゃないって、思っていました。
でも基準値は健康リスクが少ない人の値の範囲ですから、逆を言えば範囲外は健康リスクを持っているという事。
そのことを改めて肝に銘じましょう!
【医者との問診の言葉を良い様に取らない】
医者を信じるな!とは言いませんが、医者が言った言葉を自分の都合が良い様に取るのはやめましょう。
医者は診断結果の値を見て、その値がよっぽど基準値からかけ離れた値ではない限りは受診者を下手に脅したり、怖がらせる事はありません。
私の場合も医者からは「薬を飲むレベルではないですが、血圧が高めなので下げる努力をしてください。」などと言われていましたが、自分の中では薬を飲むほどは悪くないんだと自分に都合よく考えてしまっていました。
正にそれは、占いで良い占いは信じて、良くない占いは信じないのと同じです。
私も過去を振り返った時、もっとあの時に医者が自分を脅してくれていたらなぁ・・・。と思っています。
少しでも自分の命のリスクを持ちたくないのであれば、逆に医者の言葉を悪い方に取った方が良いのです。
【体の丈夫さは人それぞれ違う】
当たり前の事ですが、身体の丈夫な人、そうでない人、人それぞれ個人差があります。
それは遺伝的な要素も大きいのかもしれませんが、身体の各部位をパーツと置き換えて考えてみても、丈夫かそうでないか比較すると個人差があると思います。
ですから、高血圧で同じ血圧の人で仮に同じ年齢の人でも、病気を発症する人もいれば、しない人もいる。
将来的には問題が出るにしても、問題が出るタイミングは違います。
ですから、基準値の外れ具合がほんの僅かであったとしても、人によってはかなりのリスクになる場合もあると思います。
いずれにしても、ほんのちょっとだから大丈夫だろうと安易に考えるのはやめましょう。
《今回のまとめ》
- 基準値から外れたら、僅かであってもリスクがあるという事。ただちに基準値内に戻す様に努力・行動をとりましょう。
-
医者の言葉を自分の都合の良いように取らない事。少しくらい心配症なくらいで丁度よい。
-
人の身体の丈夫さには個人差があるので、同じ検査数値でも人によって健康度には違いがある事を理解しましょう。 これくらい大丈夫が要注意。
私の場合は本当に運が良く助かり、今も家族と一緒に過ごす事が出来ていますが、そうでなければ今頃あの世に行っていたでしょう。
また助かったとは言え、病気によって受けた身体のダメージが無い訳ではないですし、薬だって一生飲み続けなければならなくなりました。
ですから当然の事ですが、病気を発症させない事が一番です。まだ、その様な事態になる前にこの記事を読んでいるあなた。今なら間に合います。
起きてからでは遅いのです。
偉そうな事を言うつもりはありませんが、しくじり先生のわたくし寅八の言う事に耳を貸してください。
では、初回はこのへんで。ではまた!